まずは、自分の住所氏名用のスタンプを作ることにする。
ドライバと編集ソフトをインストール。Windows 7でも無事動作した。
版面は、文字だけでなく、イメージも自在にレイアウト可能なので、極めて自由度は高いが、解像度が360dpiしかないし、インクもにじむので、あまり細かな模様は避けたほうがいいだろう。
テンプレートがいくつも用意されており、住所氏名のスタンプ程度なら、テンプレートに入力するだけで完成する。
スタンプパッドへの印刷は感熱方式で、1分ほどで完了。
そのパッドを、インク入りのグリップに装着すれば出来上がり。
極めて簡単だ。
湿度が多いと、つるつるした紙には印字がにじんだり、あふれたりしがちなのが、やや難点だが、スタンプを押し付ける時間で調整するしかないな。
次に、折り曲げ厳禁・割物注意＋郵便番号欄のスタンプを作成。
折り曲げ厳禁・割れ物注意は、人にオークションなどの荷物を送るときに欲しかったスタンプだが、意外にダイソーなんかにも、このスタンプがないので、自作する。
ただ、それだけだと高価なスタンプがもったいないので、郵便番号欄を追加した。
郵便番号欄をは、定型外の郵便を送るときなどに、郵便番号を書く欄を印刷するために使いたいのだ。
折り曲げ厳禁、割物注意、郵便番号欄のいずれかが不要な場合は、紙を挟んでマスクすればいい。
いずれも非常に作成は簡単で、その前の図案を設計する方がずっと時間がかかるぐらいだ。
SC-370PCは、非常によく考えられた便利グッズだと思うが、使い道が非常に限られる道具だけに、個人で買う価値がある人がどれだけいるかと言われると、あんまりいないだろうな。
やっぱり、小さなオフィスやお店などのSOHOがメインターゲットのグッズなのだろうな。
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