未だにWindowsでしかできないことって何だろう?と考えてみたのだが、一番大きいのは、パソコンにしか繋げない周辺機器がまだまだ多いということかも。
それでも、最近は、パソコンだけをターゲットにしていては周辺機器も売れなくなってしまい、周辺機器のAndroid/iOS対応も急速に進みつつある。
次に思いつくのが、Windows用にしか存在しないアプリを使いたいケースだろう。
例えば、現在、「Windows Home Server 2011」をインストールし、常時稼動で使っている「Xtreamer Ultra」では、Radikoの予約録音や、Ustreamの自動録画を行いながら、録音、録画したファイルをサーバーとして宅内に配信している。
Androidにも、RazikoというRadikoの予約録音ができるアプリがあるが、機能に制約が多すぎて、常用には厳しい。
しかし、Windowsであれば、商用ソフトもあるし、フリーソフトでも、RadikaやRadikoolといったかなりの完成度のソフトがある。
さらに、Androidで不満なのが、放置していると、必ずと言っていいほど、Wi-Fiが繋がらなくなること。
そのため、Razikoでも、よく予約録音に失敗していた。
省電力制御のせいみたいで、、それが設定で切れないようにできればいいのだが、いろいろ試しても、結局ダメなんだよな。
しかし、Windowsであれば、「電源オプション」の設定項目や、それによる挙動は、長年の経験から詳細に把握しており、望ましくない省電力制御の挙動は明確に抑えることができる。
さらには、オークションサイトの自動入札もやってみたい。オークションで買いたい物を見つけても、つい入札を忘れて、買えないことが多々ある。
そのための自動入札ソフトというのが、AndroidやiOSでは見当たらないが、Windows版ならいくつかフリーソフトでも存在する。
ただ、この自動入札のために、普通のパソコンを24時間立ち上げておくのも馬鹿馬鹿しい。
だったら、サーバーに自動入札ソフトをインストールして、常時稼働しておけばいい。
入札し忘れがなくなったし、予め落札価格をしっかり決めて設定するので、競争にあおられて、高値入札してしまうことがない。
急ぎで欲しい商品でもなければ、またこちらの思った予算内で出品されたときに入札すればいいだけのことなのだ。
これが面白いもので、過去の落札価格を検索して、このぐらいの価格なら落札できそうだなという価格で自動入札を繰り返しておけば、急がなければ、いつかは落札できるものなのだ(逆に、新製品が出たりして、落札価格が急落する場合もあるから、その場合、相場より高値で買ってしまわないよう要注意だ)。
また、こうしたオークションでは、昼間の仕事時間や、深夜から早朝に期限を設定した商品は、競争率が低く安値で落札しやすいことが多いが、そうした商品に確実に入札できるのも大きい。
気を付けなければいけないのは、事前にソフトで自動入札の設定をしたことを忘れ、落札できたことにしばらく気付かず、たまに連絡が遅れてしまいそうになることぐらい。
Windowsサーバーとして使い始めたXtreamer Ultraだが、古いシングルコアのAtomベースのPCだけに、パフォーマンスが不足気味なのか、Radikoの録音がときどき音飛びしたり、Ustreamの録画が途切れたりして、失敗することも多い。
テレビにHDMI接続して、そこで動画を再生することもできるのだが、HD動画だと性能が足らないらしく、こま落ちが酷い。
Xtreamer Ultraは、HDDも内蔵していたので、常時30W台の消費電力があるので、これも減らしたい。
そこで、そろそろサーバーマシンの更新を考えたい。
そうした使い方に便利そうなのが、最近出てきたスティック型パソコンだ。
【イベントレポート】【速報】Intel、HDMIスティック型PCを3月投入 ~149ドルのWindowsと100ドル未満のLinuxモデル - PC Watch
インテルが間もなく発売するスティック型パソコン「Intel Compute Stick」。
CPUにはクアッドコアBay TrailのAtomを採用し、メモリ2GBと32GBのストレージで、Windows 8.1 with Bing搭載モデルが149ドル前後というから、先日マウスコンピューターから発売された似た製品に比べても、安い。
スペック表によれば、インターフェイスはHDMI出力、IEEE802.11b/g/nのWi-Fi、Bletooth 4.0、microSDカードスロット、Micro USB、USB 2.0を装備する。電源はACアダプタで供給し、写真が小さくて分かりにくいが、充電端子も多分microUSB端子のようだ。
ファンレスということなので、サーバとして常時稼働しても、音も出ないし発熱も少ないだろう。
これに、microSDXCカードを挿して、録音ファイル用のストレージにして、普段はサーバとして常時動作で、Radikoの予約録音ソフト、ヤフオク自動入札ソフト、Ustreamの録画ソフトなどを常時動作させ、設定や操作をしたい場合は、テレビに繋いで、マウスで操作するようにすればいい。
ただ、難点もいくつかあって、
・録音ファイル保存用のストレージが、1TBのHDDからmicroSDXCカードに減ることで、一杯になったデータを吸い出すバッチを走らせる頻度、手間が増える。
・バッテリーを持たないので、停電時には動かない(ちなみに、我が家の光環境はUPSでバックアップしてあり、停電でも通信/通話が可能)。
・イーサネット端子がなく、無線LANが、2.4GHz帯のみで11nのみの対応なので、接続性に不安がある。
バッテリーバックアップのことを考えれば、「Intel Compute Stick」ではなく、激安のWindowsタブレットでもいいのかもしれない。
ラジオの番組表を見たりするのも、テレビに繋がなくてもタッチパネル操作できるしな。
なので、「Intel Compute Stick」と並行して、激安のWindowsタブレットも探してみるかな。
バッテリーが生きていて、1万円ぐらいで買えるなら、中古でもいいかな。
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