2015年03月05日

キャンピング・カーの面白い動き

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ホンダの軽自動車キャンピングトレーラーが可愛すぎる件 : ギズモード・ジャパン

ホンダがジャパンキャンピングカーショー2015で展示した、軽乗用車N-BOXをベースにした軽トラック「N-TRUCK」と、専用のキャンピングトレーラー「N-CAMP」が、なかなか素敵だ。

現時点ではコンセプトも出るとのことで、発売未定だが、これは欲しい人は多いのではないだろうか。

N-TRUCKは、N-BOXから全長が50cm短くなった軽トラックだが、トラックというには可愛らしいデザインなので、日常の買い物車としても全然恥ずかしくない。
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キャンピングトレーラー「N-CAMP」は、大人2名が過ごせる収納ロフトベットを装備し、カスタマイズのし甲斐がある容積を持ちながら、牽引免許が必要な750kgを下回る重量を実現したいみたい。
つまり、普通免許で、「N-CAMP」を牽引して運転できる可能性があるということだ。

価格面でも、軽自動車ベースなので、比較的低価格に収まるのではないかと思われる。

普段は、N-TRUCKのみを日常の買い物などで使い、週末は、N-CAMPをぶら下げて、アウトドア三昧というコンセプトは、合理的だし、なかなか素敵だと思う。

個人的には、N-TRUCKではなく、N-BOXで、荷室はなくていいから4人乗りを確保した上で、「N-CAMP」が牽引できたら、完全にファミリーカーとしても使えて、もっと嬉れしかったんだけどな。

でも、これは出せば売れると思う。

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電気自動車:電気自動車の新たな提案、「スマートバーベキューカー」に電気グリルを搭載 - スマートジャパン

もう一つ。
日産自動車の商用バン「e-NV200」をベースとしたキャンピングカーで、「日産リーフ」と同容量のバッテリーを搭載した電気自動車だ。

「スマートバーベキューカー」というコンセプトを提示しており、バッテリーから車内の電気機器に最大1.5kWの電力を供給することができ、後部のトランクを開くと、バーベキュー用の電気グリルユニットを引き出せる。
バッテリーが満充電の状態で3~5時間程度の調理が可能だそうで、冷蔵庫や生ごみ処理機も搭載している。
屋外で使うバーベキュー用のユニットには、上部に太陽光パネルを設置する構想もあるそうだ。

さらに、日産としては初めての試みで、クラウドファンディングの仕組みを利用し、一般のユーザーから資金を集めて「夢の機能」を追加するプロジェクトをスタートさせる。
具体的には、蚊バリアシステムの搭載などが考えられているそうだ。

ただ、正直、リーフと同等のバッテリーでこの車重では、片道だけ考えてもあまり遠くのキャンプ地に行けないし、行ったド田舎のキャンプ地で充電ができると思えない。
バーベキューでも大量に電力を使うことを考えると、とてもではないが実用的な車とは思えない。

しかし、アイデア自体はとても面白いと思う。
変に、EVに固執せず、ガソリン車やPEHVでこのコンセプトを実現してくれないかな。

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posted by naniwa48 at 06:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 乗り物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
N-Track電気自動車ならいいのに。で、N-Campに発電機なり大容量蓄電器なりの拡張電源を交換可能で搭載。展開できる太陽電池とかもいいかも。
Posted by いつも拝見しております at 2015年03月05日 10:43
いつも拝見しておりますさん、コメントありがとうございます。
EV本体は、日常の買い物の距離が走れるバッテリーを積み、トレーラーに遠距離走れるバッテリーを積むのは面白いアイデアですね。
法的に別の車両とみなされるのかとか、軽サイズだとEV自体が成り立つのかという点は分かりませんが。
Posted by naniwa48 at 2015年03月05日 12:32
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