2015年04月17日

3Dプリンタで自分がやりたいこと

欠けたウォシュレットの歯車を、3Dプリンターで、たったの1時間で直す話 | Un-industrial (非産業化)

個人的に、面白い記事なので、取り上げた。

ウォシュレットのノズルを動かく歯車が欠けたので、修理を頼んだら、ユニットごと交換になり2.4万円もかかるというので、3Dプリンタで歯車を1時間かけて作ったら、800円で修理できてしまったという話だ。

個人向けの3Dプリンタというと、今は、フィギュアや模型の制作などの用途に注目が集まっているが、私が一番やりたいのは、まさに、こうした使い道なんだよな。

現に、安物の扇風機のタイマー時間のつまみが割れて、困っていたのだが、もし、3Dプリンタがどこかで借りられるなら、3D CADデータを持ち込んで、このつまみを作りたいのだ。

また、ソニーのヘッドマウントディスプレイHMZ-T2のコントローラユニットのフロントパネルが破損していて、ソニーにも問い合わせたのだが、部品のみの取り寄せは出来ず、修理になると言われて、機能的には支障がないこともあり修理を諦めているが、これも3Dプリンタで作れるかもしれない。

3Dプリンターを体験できるワーク・カフェ4選 - 週アスPLUS

調べてみたら、CADデータを予め作って持ち込めば、1000円前後で3Dプリンタが借りられるサービスがいくつかあるみたい。

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DMMなどの3Dプリントサービスも、送料込みで考えれば、そんなに馬鹿高くはない。フリーで使える無料3Dソフトをご紹介 | 3Dプリンターなら「Makers Love(メイカーズラブ)」

無料の3D CADもいくつかあるので、まずは、扇風機のつまみ部品を作るのに、どれが使いやすいか試してみよう。
部品がデザインできたら、3Dプリンタを借りて出力して、実際の扇風機に装着してみる。

なかなか面白い新しいブログテーマが出来たな。

さて、こうした家電品のサポートで、一番嬉しいのは、消耗部品につては、メーカー側で3D CADデータを公開してくれることだ。
自分で出来る人は、それを3Dプリントして、自分で修理できるなら、それに越したことはない。

そこまでは難しいにしても、修理用樹脂部品を、現物ではなく3D CADデータで保存しておき、修理要求に対してオンデマンドで製造するようにすれば、メーカーも、多数の樹脂部品の在庫を長期間保持する必要がなくなり、保守費用を大幅に削減できるはず。

現状、家電品の補修用性能部品の保有期間は8年であることが多いが、3D CADデータで保持するなら、この期間も部品によっては大幅に延長するよう見直してもいいかもしれない。

すなわち、3D CADデータと3Dプリンタを家電修理に活用すれば、修理用部品保有のコストを大幅に削減できるというメーカー側も、家電品をより長期にわたって修理できる可能性が広がるというユーザー側にも、メリットが出るように思う。

こうした家電修理についてのパラダイムシフトを真っ先にやり遂げて、大々的に宣伝すれば、家電メーカーとしていいイメージを作り上げることが出来ると思うのだが、どこかの会社、やらないかな?

関連記事:
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posted by naniwa48 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 工具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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