KDDIが、auユーザー向けの無料会員制プログラム「au STAR」を8月29日から開始するが、その特典である「au STAR ギフト」のプログラムに、同じフィーチャフォンを4年以上利用しているユーザーを対象とした「ケータイ取り替えおたすけギフト」を追加することが発表された。
「ケータイ取り替えおたすけギフト」は、4年以上使用したauの3Gフィーチャーフォンを、最新の4G LTEフィーチャーフォン(=ガラホ)に実質無料で取り替えられるサービスとのことで、8月10日から事前登録を開始し、12月31日まで実施されるという。
対象機種は「AQUOS K SHF33」「AQUOS K SHF32」「GRATINA 4G」「かんたんケータイ KYF32」の4機種で、いわゆる4G対応のガラホと呼ばれる、Androidベースのフィーチャフォンだ。
対象機種に変更する場合は、毎月割が増額されて、契約変更手数料3,000円も無料になるという。普通のスマートフォンは変更対象外ということから見ると、auとしては、3Gフィーチャフォンを何としても早く廃止して、4Gガラホに移行してもらいたい、という意思の表れなのだろう。
auのVoLTE対応スマホは、NTTドコモやソフトバンクと違い、3G網を一切使わないため、auとしては、無用の長物となりつつある3G網を早く廃止したいというのが、大命題だからだ。
このプログラム、5年以上3Gフィーチャフォンを使い続けている私の奥さんも対象になる。
だとすると、スマホに興味を持ち始めている奥さんに最適なプログラムかもしれないと思い、調べてみた。
4G LTE(au VoLTE対応)ケータイ(ガラホ) 料金・割引プラン | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
実質的な端末代金は、確かに実質0円となるようなのだが、、料金プランとしては、NTTドコモとは違い、フィーチャフォンのプランが継承されるわけではなく、従来通り、ガラホ用のプランを利用するしかないようだ。そして、ガラホで一番安いプランというと、VKプランにダブル定額(VK)を組み合わせた場合で、月額税別1,798円~と、たとえパケットをほとんど使わなかったとしても、「プランEシンプル」の2倍近い料金になってしまう。
しかも、ダブル定額(VK)で、月額1,798円に抑えるためには、パケット使用料は10MBに抑えなければならず、これでは写真添付メールも、LINEもまともに使えない。
それらを使うと、すぐにもパケット料金が上限に張り付き、月額5,500円に達してしまう。
ということで、「プランEシンプル」で、メール(添付メールも使う)中心に使っている奥さんには、今一つ危険なプランで、奥さんには合わないなというのが、今回の結論か。
NTTドコモみたいに、ガラホでもフィーチャフォンと全く同じプランが使えるなら、移行してもいい気がしたんだけどな。残念。
ただ、auが、本気で3G網の廃止を前倒ししたいなら、最終的にはフィーチャフォンと同等のプランの導入も考えざるを得ない筈で、そうした動きを、もうちょっと静観してもいい気がするな。
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