ニンテンドークラシックミニのバブルはいつ弾けるのか?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
ファミコンのゲームが遊べる「ニンテンドークラシックミニ」が品不足で、プレミア価格で売られていることは、このブログでも一度取り上げたことがある。
ニンテンドークラシックミニの海外版が生産終了で、メディアから「なぜ?!」「任天堂は金儲けするつもりがない」などの声 - GIGAZINE
手のひらファミコン「クラシックミニ」は「いったん生産終了」 - ITmedia NEWS
その「ニンテンドークラシックミニ」やその海外版の生産終了が、任天堂から発表されたという。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ|任天堂
驚いて、公式サイトを見に行くと、本当で、
本商品は、一旦生産を終了しております。生産を再開する場合は、改めてホームページでご案内させていただきます。(2017年4月14日)
と記載があるではないか。
生産終了の具体的な時期や理由、これまでの販売台数などは「コメントできない」(任天堂広報室)
とのことだが、正直、納得がいかない。「クラシックミニ」については、我が家でも、私や子供より、普段ゲームをしない奥さんが「欲しい」とずっといっていて、ただ「プレミアム価格を払ってまで買うのや癪なので、標準小売希望価格(税別5980円)で買えるようになったら、買う」とずっと言って、待っていたからだ。
それが、今回の生産終了で、品不足で価格にプレミアが付いたまま、手に入れる機会を失うことになってしまう。
結局、「クラシックミニ」を標準小売希望価格で買えたのは、ほとんど発売前に予約して買えた少数の人たちだけ、ということになり、それ以外、誰も「クラシックミニ」を正規のルートで買えたなかったことになる。
1月の決算会見では、「クラシックミニ」について「(海外版も含め)世界で150万台販売した」と発表しており、これまで増産を続けていることを発表していただけに、突然の生産終了を納得できる人は少ないだろう。
現在の「クラシックミニ」の価格動向を見ると、最近はピーク時に1万円をはるかに超えていた頃よりは下がってきており、8,000円台の店も増えてきていて、まもなく標準小売希望価格に戻りそうだな、という雰囲気だったのだが、このニュースがあってから、再びプレミア価格が急騰しているようだ。
これはちょっと異常だと思う。
まさかとは思うが、「クラシックミニ」の価格が下がり始めたのを見て、次に来る「たまごっち」の時のような暴落を恐れ、不当に流通を止めてプレミア価格を維持していた卸業者を救済するために、製造を止めて、ソフトランディングさせようという訳ではあるまいな?
そうでもなければ、この不可解なタイミングでの製造中止は、理解しがたいものがある。
任天堂は「コメントできない」で済まさず、正当な理由があるなら、消費者に向けてしっかり説明をすべきだろう。
関連記事:
ニンテンドークラシックミニのバブルはいつ弾けるのか?:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
![]() 【中古】[本体][FC]ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ(CL... |
![]() | ![]() 人気ブログランキングへ |