EX-ZR300 - デジタルカメラ - CASIO
ジャンクで買ったカシオのデジタルカメラ「EX-ZR300」を、先週末、実際に朝から丸一日、街歩きに使ってみた。
これまで使っていた「IXY 630」に比べると、分厚く、重みもある。
「IXY 630」のように首からぶら下げると邪魔に感じられたので、結局、ポケットに入れてて持ちすることにした。
朝9時から出発し、帰宅した19時まで、歩いたり、施設に入ったりしながら、フル充電した「EX-ZR300」でずっと撮影を続けてみた。電車での移動時間を除いた、出先で実際に歩いたり、施設に入ったりしていた時間は6時間強。
それでも、帰宅時には、バッテリー残量の目盛りが3段階中まだ2本も残っていた。
一番気にしていた、バッテリーの持ちは抜群で、余裕で完走できたことになる。
撮影枚数も、数えたら933枚で、私の普段の街歩きとしてはやや多い方だったが、それでバッテリー残量は余裕があったので、これなら「IXY 630」はなしで、最初から「EX-ZR300」だけを持ち歩くのでもいいかもしれない。
ちなみに、「EX-ZR300」のカタログスペックの撮影枚数(CIPA規格準拠)は約500枚とあり、実際に使ってみると、これをはるかに上回る枚数を撮影できたことになり、さすがバッテリーの持ちには評判が高かった訳だ。オートフォーカスはコントラスト検出方式で、手振れ補正もCMSOシフト方式ということも併せ、物理的にモノを動かさない方式だけを採用することで、起動からシャッターを切るまで動作が機敏なのは、一つの割り切りとして気持ちいい。
電源ボタンが誤動作防止のため押しにくいのはちょっと難点だが、ポケットから取り出して、電源ボタンを押せさえすせば、すぐに撮影できる機敏さはいい。
撮影した写真の画質については、カシオの絵作りはイマイチなどという声もカメラマニアにはあるらしいのだが、正直、ブログ用の写真しか撮らない私には、その違いはよく分からない。
オートフォーカスについても、私の場合、建物などの遠景や展示物全体をを撮影するか、説明パネルに近づいてメモ代わりに撮影することがほとんどだが、通常は、オートフォーカスが迷うようなケースはなかった。
ただ、夜間になり、HDR撮影を使い始めると、コントラスト検出方式の弱点か、オートフォーカスがうまく合わずに、何度か撮影し直すケースもあった。
また、夜間だと、HDR撮影も手振れには敏感で、シャッターを押すときにカメラ本体が動かないように注意しないと、ブレブレの写真になってしまう。
HDRに関して言えば、タッチパネル操作でシャッターが押せるスマホに比べ、シャッターボタンを押しこむコンデジは、手振れ面でやや不利なのかもしれない。
一方、「EX-ZR300」のHDRは、ダイヤルの切り替えで、一発で使える点はスマホより便利かもしれない。
ダイヤルのモードには、HDRとHDRアートがあるのだが、HDRの効果は控えでナチュラルなのに対し、HDRアートはやりすぎ感はある派手な絵になる。
夜間だと、HDRアートは色が不自然で、HDRの方がいい。
この製品の一番の弱点としては、Wi-Fiを内蔵しないので、Googleフォトに写真をまとめるのに、SDカードを取り出してパソコンに差すか、専用ケーブルでパソコンにUSB接続して、ファイルをコピーしないといけないこと。
ただ、この機種、Eye-FiやFlashAirに対応するという。Eye-Fiは、確かストック箱にあったはず。
これらを使えば、無線接続でファイル転送ができたり、クラウドへ直接アップロードすることもできるかもしれないので、使えないか調べてみることにする。
Eye-fiのサービス終了 その後 - ライブドアニュース
・・・と思ったら、Eye-fiって事業売却して、廃業しちゃったんだな。ちょっとショック!
売却先でどうなったのかも含め、改めてレポートしたい。
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