第888回:Android Goエディション とは - ケータイ Watch
Google Developers Japan: Android 8.1 Oreo と Android Oreo(Go エディション)のご紹介
Android 8.1(Oreo)から、Android Go Editionという、軽量版のOSがリリースされるようになり、Android Go Editionを搭載したスマートフォンが、新興国で発売されるようになった。
Android 9(Pie)でも、同様にAndroid Go Editionがリリースされているようだ。
Android Go Editionが搭載される端末は、端末のスペックはおおよそ次ののスペックを想定しているらしく、
・画面解像度が、FWVGA(480×854ピクセル)やHD(720×1280)といった低い解像度までと定められている
・モバイル回線は3Gもしくは4Gに対応する
・メインメモリは最大1GBが原則
・内蔵ストレージは最大16GBまで
占有する内蔵ストレージ容量も標準のOrelより3GBほど減るそうで、減った分は、アプリのインストールやデータ用に使える。価格は、新興国の現地価格で、5,000円以下で買えることを想定しているみたいだ。
もちろん、その分、制約もあるらしい。
アプリからすると、Android GoのAPIは、標準的なAndroid(Oreo以降)と基本的には同じで、大抵のAndroidアプリはそのまま動くというが、Go Editionでは、アプリのサイズがデバイス上で40MB以下、メモリの使用は50MB以下(ゲームの場合はそれぞれ65MB、150MB)という規定があり、サイズが大きいアプリは、動かない可能性があるという。
一方で、小さなメモリ容量でも動作する、Go Editio専用のアプリも、Google純正アプリを中心に、リリースされ始めているようで、たとえば、「YouTube Go」は、機能がシンプル化された一方、回線事情が悪い新興国に配慮し、動画のダウンロード再生も可能となっているそうだ。
「Chrome Go」も、「データセーバー機能」が標準でONになっており、「Google Go」「Gmail Go」「Map Go」といったアプリも提供されているみたい。「Google Play」でも、Go Edition用アプリだけを抽出して表示することができるようです。
私のようにポータブルオーディオプレーヤーとして使おうとしている場合、一番心配なのは、多機能でサイズも大きそうなradikoアプリだろう。これがもし動かないと、ちょっと痛いかも。
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