うっかり買ってしまったもののスペックの勘違いで、使い道に困っていたXiaomiのスマホ「Redmi Note 9S」(グローバル版)だが、我が家で最も高性能な、ハイスペックスマホであり、使わないのはもったいない。
よく考えれば、今回、実際の購入価格は、164ドルと実質2万円を切っており、ローエンド並みの価格で手に入ったのだから、バンバン積極的な使い方をしてもいいじゃないか、という気がしてきた。
問題は、元々、奥さんに楽天モバイルに加入してもらい、そのSIMを挿して使うつもりだったのが、グローバル版は、ローミング先のauのプラチナバンドが使えず、楽天モバイルでは使いづらい仕様であること。
ここで悩んでいて、いい使い道を思いつかなかったのだが、発想を変えて別の使い道を考えてみたら、すべてがうまくいくことが分かった。現在、私のメインスマホは、ソフトバンクからHISモバイルにMNP移行したSIMを、第1SIMとして挿している「UMIDIGI F1」だ。
これに、第2SIMとして、FUJI Wifiのデータ通信専用SIMを挿し、通話とデータ通信を使い分けて、ランニングコストを抑えている。
さらに、サブのスマホとして、以前はメインのスマホだった「HTC U11」に楽天モバイルのSIMを挿して、メインスマホ時代から使ってきた各種アプリや、おサイフ機能、カメラから、無料の通話、SMSなどにも、活用している。
このメインスマホ「UMIDIGI F1」の代わりに、Xiaomi「Redmi Note 9S」を使えばいいではないか、という気がしてきた。
「UMIDIGI F1」は、1.3万円程度と非常に安価だったが、性能も悪くないし、バッテリーも大容量。
カメラの起動や、オートフォーカスの反応、シャッターのレスポンスが悪いとか、フラッシュメモリの読書きが遅めとか、いくつか弱点はあるものの、コスパは抜群の機種だ。
しかし、それも、Xiaomi「Redmi Note 9S」と比べてしまえば、ありとあらゆるスペックが見劣りする。
「Redmi Note 9S」の総合ベンチマークは「UMIDIGI F1」の倍ぐらい速いし、フラッシュメモリの読書きも爆速。カメラのレスポンスも画質も、ランクが違う出来。また、バッテリー容量はほぼ同じなのに、「Redmi Note 9S」の方が明らかにバッテリーの持ちがいい。
バッテリーの持ちの良さ、発熱の少なさにも繋がるようで、「UMIDIGI F1」で重い処理を行うと、本体がかなり熱くなるのだが、「Redmi Note 9S」は気になる熱さは感じないのもいい。
元々、どちらのスマホも、日本向け固有のおサイフ機能などの機能は搭載していないが、それを担うために、「HTC U11」をサブのスマホとして併せて携帯しているので、この点は特に問題がない。
現在メインの回線で使っている「Umidigi F1」は大きな支障はなく使えてはいるので、もったいない気はするが、「Umidigi F1」を、さっさと「Redmi Note 9S」に置き換えてもいい気がしてきたのだ。
さらに、それを後押しする事実も判明。
楽天モバイル 楽天回線対応製品以外 で快適に使える! DSDVでSIMを加える 2SIMが最強です
現状、「Umidigi F1」は、公式には楽天モバイルをサポートしていないが、調べたら「MTK Engineering Mode」の設定を少し変更するだけで、楽天モバイルで使えるようになるらしい(ただし、再起動すると設定が消えるため、そのたびに再設定が必要)。
だったら、奥さんが追加で加入する楽天モバイルのSIMは、当初予定していた「Redmi Note 9S」ではなく、「Umidigi F1」に挿して使えば、すべてが丸く収まることになるじゃないか!
ということで、本気でメインスマホの環境移行を始めている。
完了したら、改めて「Redmi Note 9S」の感想でも書きたいと思う。
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