クアルコムから、ローエンドクラスの5G対応SoC「Snapdragon 480」が発表されたことで、5Gに対応したローエンドクラスのスマホが出始めることは、予想されていた。
OPPO A54 5G | オウガ・ジャパン
その一つがいよいよ、OPPOから、「OPPO A54 5G」ということで発売された。
「Snapdragon 480」を搭載し、RAMは4GB、内蔵ストレージは64GBさらに、最大1TBのmicroSDXCカードに対応と、必要最小限のスペックを押さえている。
ディスプレイは、約6.5インチの2400x1080ピクセルのTFT液晶で、リフレッシュレートは最大90Hz、色域 DCI-P3 100%に対応。
タッチパネルのサンプリングレートは、最大180Hz。
バッテリーは、5,000mAhの大容量で、急速充電は、Quick Charge 2.0(9V/2A)およびPower Delivery2.0(9V/2A)に対応する。
このスペックを、約162.9mmx約74.7mmx約8.4mmで、約190gの比較的、軽量でコンパクトな筐体に収めた。カラーは、ファンタスティックパープル、シルバーブラックの2色だ。
リアカメラは、メインが約4800万画素+超広角が約800万画素+マクロ約200万画素+モノクロ約200万画素のAI4眼。
フロントカメラは、約1600万画素のピンホールタイプ。
USBは、USB 2.0だがTYPE-C端子で、OTG対応。
セキュリティ機能は、指紋認証、顔認証に対応し、指紋認証は、電源ボタン一体型。
モバイル通信は、4G LTEに加えて、SUB6バンドの5Gに対応し、日本の4キャリアに対応する。
SIMカードスロットは、nanoSIMx2個+microSDカードのトリプルスロット対応で、DSDVに対応。
無線LANは、802.11a/b/g/n/ac対応。
Bluetoothは5.1で、Bluetooth Audioに力が入っていて、TWS+接続に対応し、オーディオコーデックも、SBCに加え、AAC、aptX、aptX HD、LDACに対応。その一方で、3.5mmヘッドホン端子も持つ。
OSは、Android 11ベースのColorOS 11。
残念なのは、NFCに対応するが、おサイフケータイには対応しないことか。
価格は、SIMフリーモデル(型番:CPH2303)が、希望小売価格が31,800円(税込)とのことで、Amazonでは3万円を切るが、思ったより高い。通信事業者が最大2万円出せる販促費で、無料で配れる2万円程度で出すと思っていたからだ。
Snapdragon 480 5Gのベンチマークスコアが判明。VS. Snapdragon 750G 5G、Snapdragon 690 5G、Snapdragon 460 - ReaMEIZU
「Snapdragon 480」は、AnTuTuベンチマーク v8の総合スコアが、
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「OPPO A54 5G」も、大変人気を呼んでいる「Xiaomi Redmi Note 9T」と同等の性能を持っており、さらに、クアルコムのSoCは、MediaTekに比べてスタンバイ時の消費電力の低さでは定評があるため、「OPPO A54 5G」はいい対抗馬になっていると思う。
※コメントで誤りのご指摘を頂き、訂正いたしました。
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