独身の日のセールで買ってしまったコンパクトスマホ「SOYES XS12」だが、電源を入れると、セットアッププログラムのようなものは立ち上がらず、直ちに画面のようなホーム画面が表示される。
そのため、セットアップは、すべて必要なものを手動で必要がある。
とりあえず、Wi-Fiの設定と、国とタイムゾーンを設定した後、Googleアカウントを設定し、アカウントに紐づいた他のスマホのデータをリストアする。
その後、「Soyes S10 MAX」にインストールしてあるアプリを、そのまま環境移行。
JSバックアップ - Google Play のアプリ
以前だと、このようなケースで、アプリ移行に関しては「JSバックアップ」を使うことが多かったのだが、すべてのアプリに対して、結局、まとめて手動でインストール作業を行う必要があって、面倒。
なので、最近は、次のような手順を取ることが多い。
(1)環境移行元のスマホで、「Nova Launcher」の設定データをクラウドにバックアップ
(2)ホーム画面アプリ「Nova Launcher」を手動でインストール
(3)環境移行先のスマホで、「Nova Launcher」を標準アプリに設定した上で起動
(4)「Nova Launcher」で、クラウドから設定データをリストア
これで、「Nova Launcher」には、インストール済のアプリはそのまま、未インストールのアプリは起動不可の状態で表示される。そこで、(5)必要なアプリは、アイコンをタップすると、Google Play Storeに飛ぶので、アプリをインストールする。
(6)新しいスマホで不要なアプリは、アイコンを長押しして、削除を選択。
移行完了後は、こんな感じ。「Soyes S10 MAX」の環境がほぼクローン化できた。
よく使うアプリから、必要に応じて作業を行えばいいので、この方が楽なのだ。
ホーム画面アプリとして「Nova Launcher」を使い続けているから、できる方法なのだが。
さて、セットアップ作業を通して、まず感じたのは、タッチパネルの感度、精度が悪く、ストレスがたまるということ。
ナビゲーションバーを出したり、ホームや戻るボタンを押したときの反応もモッサリしているのが、イライラする。
また、まだフリック入力が行えない初期状態で、Wi-Fiの鍵を、極小のソフトウェアキーボードで入力するのは至難の業だった。
昔は確かにそうだったな、と懐かしい気分もあるが・・・
ここで、使い始める前に、ハードウェア情報を表示するアプリをいくつかインストールし、スペック通りかどうかをチェックしておこう。
端末名称は「alps X12」
端末名称は、「alps X12」となっている。「端末を探す」アプリで探すときも、この名称で表示されるので、要注意。
他のSoyes端末でもそうだが、なんで「alps」なのかね。製造委託業者の名前か?
SoCは「MediaTek MTK6739」
SoCは、MediaTek MTK6739と認識された。AnTuTu v8ベンチマーク総合スコアは5万点台のローエンドで、4G+4GのDSDVには対応せず、4G+2GのDSDSにしか対応しない旧世代のSoCだ。
フロントカメラは200万画素で確定
カメラは、リアカメラが800万画素、フロントカメラが200万画素と認識される。
顔認証も一応使えるみたいだ。
バッテリー容量は2,100mAhと認識される
バッテリー容量は、電源プロファイル上、2,100mAhと認識される。
この容量、本体サイズと重さから見て、かなり怪しいと思うので、今後AccuBatteryで実容量を計測したい。
Bluetoothのバージョンは4.0
Bluetoothのバージョンは4.0と認識される。Bluetooth Audioの世界では、4.0と5.0では大きな性能、機能差があり、ポータブルDAPとして使うには痛いところ。
おそらく、イヤホン側が、Bluetooth 5.2やTWS+に対応していても、旧来のTWSで接続されてしまう可能性が高い。
Android 9.0搭載
Androidのバージョンは、スペック表通りの9.0のようだ。
Wireless Updateもチェックしたが、2021年10月12日付のROMが最新で、それ以降のアップデートはない。
Soyesなので、おそらく今後もないと思う。
FMラジオ内蔵
FMラジオ機能は内蔵されている。ただ、FMラジオアプリもインストールされているのだが、立ち上げると、「ヘッドホンを接続してください」といわれるが、肝心のヘッドホン端子がないため、どうやって使うのかが分からない。
その他はスペック表通りだ。
RAM容量や、ストレージ容量、搭載するセンサーなどのスペックは、仕様表通りで嘘はないと思う。
センサーについては、GPS、加速度センサー、光センサー、近接センサーは搭載されているが、磁気センサー、ジャイロスコープは搭載されていない。
過去も、Soyesブランドは、バッテリー容量以外は、大きな嘘はない(販売店が嘘のスペックを書いている場合はあったが)ので、まあ想定外のことは特にない。
しばらくポータブルDAPとして使ってみて、またレポートしたいと思う。
関連記事:
コンパクトスマホ「SOYES XS12」が届いた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ
コンパクトスマホ「SOYES XS12」をしばらく使ってみた:トドのつまりは・・・ V2:So-netブログ


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また、当方もJelly2を所有しておりますので、もしよろしければ比較してのインプレも少し増やしていただけると幸いです。更新楽しみにしています!
Jelly2との比較の件、了解しました。
AccuBatteryでバッテリーの推定容量が判明してからレポートするつもりですので、もうしばらくお待ちください。