一般的には、ミニバンを車中泊用に改造するときには、ベッドフレームみたいなものを買ったり、自作して、その上にマットレスを載せて、ベット化することが多いようだ。
それは、一般的には2列目シート、3列目シートを倒してフルフラット化しても、すき間があったり、凹凸や傾斜があることが多く、マットレスを敷いても快適に寝られないことが多いからだと思う。
ただ、我が家の5人乗りの「シエンタ」は、2列目の背もたれを倒すと、荷室長は最大2045mmにもなる。
しかも、わずかに傾斜はあるもののほぼフラットで、すき間も全くない状態になり、トヨタ自身も、車中泊に最適と宣伝しているぐらい。
実際に、寝転んでみると、後方に向かって僅かに傾きがあるため、足を後方に向けて寝る方が快適で、173cmの私だと、足を車内に収めると、2列目のヘッドレストに頭が載る形になるので、枕をどう置いて固定するかさえ考えれば、十分寝られる。
私の奥さんに至っては、身長は156cmしかないので余裕だ。
スペース的には十分だから、床上にクッションになるマットを敷けば、夫婦で二人で車中泊はできるだろう。
では、どのようなマットを敷けばいいかだが、いわゆる厚みのある汎用のマットレスやエアマットだと、タイヤハウスの出っ張りもあるので、形状的に適合が難しそう。
シエンタ専用のマットレスが発売されていればいいのだが、車中泊をセールスポイントに打ち出しているトヨタからさえ ジャストサイズの純正品が発売されていないし、社外品を探しても、見当たらない。
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ただ、5人乗りの「シエンタ」であれば、2列目を倒せば、ほぼフラットで、すき間も全くないため、キャンプ用の「レジャーマット」でも、十分眠れるのではないかと考えた。
Mozambique(モザンビーク) キャンプ マット アウトドアマット レジャーマット 車中泊 極厚20mm
上のマットだと、横幅は56cmなので、車内に横に2つ並べられて、二人で寝られるだろう。
折り畳み式の「レジャーマット」は薄めで柔らかい素材なので、タイヤハウスの出っ張りに対しても、マットをカットして形状を合わせることもできそうだ。
なので、大人二人が寝られるサイズの「レジャーマット」を2個、購入を検討することにする。
さて、マットを敷けたとして、次に、夜の気温低下に対応するために、寝袋を2個、購入しようと思う。
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寝袋には、マミー型と封筒型があり、マミー型は、コンパクトで保温力があるため、登山ではよく使われる。
封筒型は、保温力はマミー型に比べてイマイチだが、ファスナーで開き具合を調節して温度を調整できるのがいい。
また、製品スペックには、快適使用温度や下限温度というのが記載されているので、0度ぐらいまでで使える封筒型であれば、車でも、オールシーズンで使えそうだ。
なので、0度ぐらいからで使える封筒型を2つ買う方針とする。
ottostyle.jp 100cm低反発ロングピロー
さらに、枕は、2列目のヘッドレストの上に置く必要があり、安定しておくためには、このような低反発素材で硬めのロング枕がいいのではないかと思う。
一方、車中泊には、車側の環境整備も重要で、次のようなDIYも、必要に応じて検討したい。
ちなみに、以前にも書いたが、我が家は、夫婦とも「旅行中は布団やベッドでしっかり眠りたい」派で、何日も続けて車中泊旅行する予定はない。
ただ、行きたい場所や参加したいお祭りなどの人気イベントでは、宿が全く取れなかったり、取れても非常に高額になることが多い。
日帰りできる場所でも、当日朝に出発したのでは、渋滞で一向にたどり着けなかったり、たどり着いても、駐車場が一向に空かないこともある。
1泊だけでも車中泊ができると、前日に近隣まで前乗りして車中で仮眠をとり、現地に早朝から乗り込んで駐車場を確保するようなことが出来たりする。
宿が取れない前日を頑張って車中泊する代わりに、イベント終了後は、ゆっくり宿に泊まって、ゆっくり帰るのもいいだろう。
その程度の車中泊ができればいいのであれば、今のところ、上に挙げた程度の準備で大丈夫じゃないかと考えているが、実際にやってみて、不足があれば、その時また考えたいと思う。
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