「Headwolf」というと、Androidタブレットでは、中堅の中華ブランドだが、8インチクラスについては、ローエンド機種しか発売していなかった。
周りの様子を見ていたのだろうか、「Headwolf」からも、ようやく魅力的な新製品「Headwolf FPad3」が、発売された。
Headwolfの高性能大容量タブレットFpad3が熱いセール中！｜Shenzhen city Doowis Industrial Co., Ltdのプレスリリース
スペックについては、現時点で不明な項目もあるが、分かっている範囲でチェックしてみた。
・サイズ：202ｘ125ｘ7.5mm
・重量：317g
・ディスプレイ：8.4インチIPS、解像度1,200x1,920ピクセル
・バッテリー容量：5,500mAh
サイズは、「Alldocube iPlay50 Mini」に比べてわずかに小さいが、重さは、292gの「Alldocube iPlay50 Mini」に比べれば25gも重い。重いと言っても、380gもある「UAUU P30」よりは随分ましなのだが。
バッテリーは、サイズや重さの割には、大きめだ。・SoC：UNISOC T616
・RAM容量：4GB（仮想メモリを＋4GB拡張可能）
・内蔵ストレージ：128GB（UFS 2.2接続）
・microSDXCカードスロット（最大2TBまで対応）
SoCは、Antutu V9の総合スコアは約26万点あるそうで、値段の割には優秀な方だろう。
ストレージも、128GBと多めで、UFS 2.2接続なので、読み書きは高速のはず。
・4G LTE、DSDV対応
・WiｰFi：802.11 a/b/g/n/ac準拠、2.4G/5Gデュアルバンド対応
・Bluetooth 5.0内蔵
4G LTEは、ドコモ、au、ソフトバンクのプラチナバンドには対応している模様だ。
・位置情報取得：GPS、BDS、Galileoに対応
・カメラ：リア1,300万画素＋フロント800万画素
・顔認証対応
・3.5mmイヤホンジャック内蔵
・Kクラスアンプ搭載ダブルスピーカー
・Widevine L1対応
Widevine L1に対応し、NETFLIXなどのHD動画配信に対応するので、動画再生用にも適する。
Kクラスアンプ搭載ダブルスピーカーというのが、どの程度のものかは分からないが、音質は重視しているようだ。
リアカメラの解像度はマシな方だし、フロントカメラで顔認証にも対応するのも助かる。
・OS：Android 13
・GMS認証取得済、Google Play Store対応
OSは、最新のAndroid 13だ。
・技適認証、PSE認証取得済
・日本語取扱説明書
日本語の取扱説明書も付属し、公式に日本向けに販売されているが、日本での保証内容に関しては、あまり詳しい情報がない。
価格は、Amazonで、25,999円と高いが、現在、9,000円引きのクーポンが使えるので、実質は16,999円だ。
トータルでは、「Alldocube iPlay50 Mini」あたりと、十分対抗できるモデルなのかな、と思う。
最近続々出てきた8インチクラスのAndroidタブレットの紹介は、これでいったん終了。
Alldocubeから8.4インチAndroidタブレットの上位モデル発表：トドのつまりは・・・ V2：So-netブログ
これまでご紹介した製品の中では、価格を無視して、スペック面で見れば、「ALLDOCUBE Palm Play mini」がベストに見える。
ただ、「ALLDOCUBE Palm Play mini」は、Google Play Storeに対応するグローバルモデルが未発売という致命的な問題があり、現時点ではお勧めできない。
それ以外は、どれも一長一短あって、お好みでどうぞ、と言わざるを得ない状況だと思う。
なお、今後、さらに魅力的な製品が出れば、随時紹介したいと思う。
関連記事：
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