2016年12月20日

電力自由化とガス自由化は何が違うのか?

ガス自由化とは?仕組みやメリットをわかりやすく解説|エネチェンジ

電力小売りの自由化が決まった時に、電力会社側から「それならガスの販売も自由化しろ!」と文句が出て、決まったガスの小売り自由化だが、電気とガスで対等な話に見えて、詳しく見るとだいぶ違うところがあるのが分かる。

・今回販売が自由化になるのは都市ガスで、LPガスは既に自由化されている
LP(プロパン)ガスが自由に会社を変えられないと思っている人は、自分が使用しているLPガス会社に洗脳されていると思っていい。ただし、個々の家にガスボンベを設置するのではなく、エリアでまとめてLPガスを供給している集中プロパン方式の家の場合は、簡単には一人だけ業者を変えることができないことがある。

・都市ガスの配給エリアは電力の配電エリアより大幅に狭い
既に地域の都市ガスを引いている家であれば、2017年4月以降、新たな都市ガス供給会社に移りたければ、費用負担なしで移ることができる。ただ、都市ガスの配給エリア自体が、地域電力の配電エリアに比べれば大幅に狭いため、このメリットを受けられる消費者は、電力に自由化に比べれば大幅に少ないことになる。

・LPガスを使用中のご家庭は、新たな都市ガス事業者に簡単に乗り換えられる訳ではない
現在、都市ガスのガス管が通っていないエリアの家は、LPガスを使用していると思うが、LPガスを使用している家が、新たな都市ガス事業者に変えたければ、まずは、既に埋設されている近隣の都市ガスのガス管から、自宅までのガスの配管を自己負担で引く必要がある。その費用は、家の前の道路に配管が通っていたとしても数十万円、配管まで遠ければ数百万円のオーダーで掛かり、その費用は決して安くはない。

・都市ガスのエリアでも自由化が遅れるエリアが出てきそう
大手電力会社は、すべての配電網が繋がっていて、送配電の分離が容易だったが、都市ガスに関しては、大手都市ガスであっても配管がエリア内を網羅されている訳ではなく、ガス導管はかなずしも一つに繋がっておらず、配電、給電の分離のようには、配ガス、給ガスの分離は簡単ではないらしい。続きを読む
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2016年12月16日

この冬はガソリンと灯油は値上がり間違いなし

「OPEC減産合意 どうなる原油価格」(時論公論) | 時論公論 | NHK 解説委員室 | 解説アーカイブス

今年9月ごろ、OPECで減産が合意されたが、12月までに具体的な国別割り当てについて合意するとの話が、どうなるか待っている状態だったのだが、

OPEC・非加盟国、15年ぶり原油協調減産合意  :日本経済新聞

とうとう、12月10日のウィーンのOPEC本部で閣僚会合で、15年ぶりに協調減産で合意したそうだ。
しかも、今回の合意は、OPECだけでなく、ロシアなどの非加盟の主要産油国(アメリカは除く)も交えての合意ということで、非常に実効性が高い合意となった。

非加盟国全体で日量60万バレル弱を減産する方針で、OPECと合わせて世界生産の2%近くを削減するという。

2017年の波乱要因は想定外の「原油価格上昇」 | 市場観測 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

まだ合意した段階だが、早速この合意に先物市場は反応し、原油価格が高騰し始めており、確実に効果が出始めている。

レギュラーガソリン価格と灯油価格をグラフ化してみる(2016年)(最新) - ガベージニュース

それにつれ、日本国内のガソリンや灯油の価格も急騰している。

我が家の周りでは、ガソリンは、一時105円ぐらいで落ちたのが、今は120円前後まで上がった。
灯油も、先月入れた時は、18Lで千円を切っていたのが、今は1,200円前後まで上がっている。続きを読む
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2016年11月24日

ノーリツのハイブリッド給湯・暖房システムも悪くないかも

ハイブリッド給湯・暖房システムECO ONE - リンナイ

ハイブリッド給湯・暖房システムというと、リンナイが一番最初に製品化し、その後も地道に改良が行われており、ハイブリッド給湯・暖房システム=リンナイの「ECO ONE」というイメージが定着している。
ハイブリッド給湯・暖房システムという一般名称より、リンナイの「ECO ONE」という商品名の方が通りがいいぐらいだ。

ノーリツも、リンナイに次いでハイブリッド給湯・暖房システムを発売したのだが、製品ラインナップも少なく、後継製品もその後なかなか発売されず、機能面、性能面でも「ECO ONE」に引き離された感じがあって、影が薄かった。

以前、リンナイの展示説明員に、ノーリツの製品と比較しての強みを聞いたときに言っていたのは、設置場所や湯量に応じた製品ラインナップが豊富であり、エネルギー効率でも勝っていることが強みとのこと。
また、ノーリツのハイブリッド給湯・暖房システムは、実は、エコキュートのヒートポンプやタンクを流用しているので、ハイブリッド給湯・暖房システム用には最適化できていない、といった弱点を指摘していた。

140L_1605_21_1609.jpg

リンナイ 20160420_1fr8.pdf

ところが、最近、情報を再確認したところ、2016年9月1日に、久々のハイブリッド給湯・暖房システムの新モデルを発売していたことが判明。内容を詳しく確認してみたところ、なかなかよさそうなのでご紹介したい。

戸建住宅用ハイブリッド給湯・暖房システム [貯湯タンク容量140L]|【ノーリツ】の給湯器・湯沸かし器

まず、最大の特徴として、給湯一次エネルギー効率が145%を達成しており、ECO ONE(100L貯湯タイプ)で125%を大きく上回った。

これは、貯湯ユニットのタンク容量が、従来の90Lから140Lに拡大したことも大きく効いているようだ。
要するに、熱効率のいいヒートポンプでお湯を沸かす量を増やすことで、ガスのエコジョーズ給湯器を使用する比率を下げれば、エネルギー効率は向上する。続きを読む
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